首里城火災
首里城火災。2019年10月31日(木)2時41分頃、煙が見えると119番通報
6時30分までに那覇だけでなく近隣消防応援隊も含めて30台100人の出動で消火に当たる。13時30分に鎮火。
5時過ぎにテレビで火災の様子を見た。しばらく画面を見つめていた。まだゆいレールの始発まで時間があったので徒歩で龍潭通りへ向かった。写真を撮るのが躊躇われる。呆然とするしかない現場を遠くから見て、役所へ向かった。6時25分頃。まだ外は薄暗かったが、役所は明かりがついていた。議会は4つの常任委員会のうち、3常任委員会は県外視察の最中であり、動けない状態。視察を中止し、那覇へ戻ることになった。私はこの判断は良かったと思う。明日、各派代表者会議を開き、議会としての対応を検討することになった。
首里に戻り、中止となった琉球王朝祭り首里の状況を確認するために首里振興会へ。作業はほとんど終わり、中止を知らせるポスターを制作しているところだったので少しだけお手伝い。
家に戻る。歯磨きをしていなかったことに気づいた。夜は琉球王朝祭り首里への出演がなくなった汀良町獅子舞保存会のメンバーで集まる。首里城の火災に加え、3日の祭りに向けて練習をしていただけに、みんな落胆している。やるせない、抱えきれない気持ちを持ち寄って、それでも前を向くための集まりになるだろう。
一日も早い再建のため、それぞれのできることを、みんなでやろう。