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厚生経済常任委員会視察2日目①「川越市中心市街地活性化基本計画」

厚生経済常任委員会の視察2日目は、川越市で「中心市街地活性化基本計画」についてお話を聞きました。そして川越市産業観光館小江戸蔵里(こえどくらり)を見学しました。事業説明だけでなく、バスで移動しながらの街の紹介、施設の案内まで対応していただきありがとうございました。

その後、東京都に移動して株式会社iCAREにて事業の概要についてお話を聞きました。(別に記事にしています)

川越市は人口約35万人の中核市で、埼玉県で3番目に人口が多い市です。都心から30キロ圏内に位置するため、物流や近郊農業、伝統商工業、豊かな歴史と文化を資源とする観光など充実した都市です。今年が市制施行100周年ということで、通りにバナーフラッグがはためいていたり、お祝いムードがありました。

江戸文化の歴史を今に残す城下町として「小江戸」と呼ばれる川越市の中心市街地は、平成21年に国の認定計画となる「川越市中心市街地活性化基本計画」を策定し、毎年のフォローアップをしながら国の法改正に合わせて計画の見直しをしてきました。令和2年度で事業は計画は終了し、一般財源等を活用しながらにぎわいづくりに努められていました。

計画の策定前から、市民が街の景観に誇りを持ち、文化を大事にしているまちであることから、計画策定時にもまちづくりの関係団体が力を合わせて「川越市中心市街地活性化協議会」を作り、まちづくり会社が活性化に資する公共施設の指定管理を受けるなど、積極的に関わっていたそうです。

大きくきらびやかな山車(だし)が見どころの川越まつりに表れているように、自分たちの街の何を誇りに思い、大事にし、未来に向かって変えていくのか、そのイメージが、共有されているのだろうと感じました。

那覇市では国の認定計画ではない独自の「那覇市中心市街地の活性化に関する基本計画」を策定しています。10年計画の中間見直しをしている最中でありますが、計画の検証が不十分だと感じています。コロナ禍で環境が急激に変わったことはあるにせよ、計画の検証と、残りの期間で達成するべき新たな目標について、さらに煮詰めていくべきです。コロナ禍で激変した環境に対応する実効性のある対策をするために、まちの関係者をまきこみ、一緒に目標に向かって汗をかけるような関係をつくっていかなくてはなりません。

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視察3日目と厚生経済常任委員会視察視察初日
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厚生経済常任委員会視察2日目②「株式会社iCARE」