中村圭介対話の時間vol.151 新型コロナウィルス感染拡大に伴って顕在化した社会的弱者に関する課題とその総括 後編
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中村圭介対話の時間
FM NAHAにて、毎月第一・第三木曜日 22:00〜22:20オンエア。メッセージはtaiwa@fmnaha.jp
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前回に続いて、一般社団法人daimonのファウンダー糸数温子さん(あっちゃん)をゲストに、新型コロナウィルス感染拡大に伴って顕在化した社会的弱者に関する課題とその総括についてお話を聞いています。
前回からですが、あっちゃんは市民を代表して引き続き怒っています。今回のような緊急事態時に、一気に生活が厳しくなってしまった人が増え、それに呼応して支援の輪が急速に広がったが、それ以前からすでに厳しい状態に置かれている人はたくさんいるのだから、もっと日頃から、そういう人々にスポットがあたる社会であってほしいと。そのためのコミュニケーションを惜しまず(助けたい人が思いだけで動くのではなく、どこで、誰が、どんなことで困っているのか、助けを求められる人は誰なのか)情報を整理して、尊厳が守られる関係性をつくっていくことが、今後の流れになってほしいということ。
そこに進むためには、自治体としては、やはり「困っている市民」と「できる活動で支援したいという市民」がつながる支援、中間支援の機能を強めていくことが必要だと思っています。
那覇市議会6月定例会の代表質問で取り上げたのですが、那覇市としても、市民活動の運営支援と、課題解決のための活動支援の両方を「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」を活用して事業化するとのことで、今回の反省を生かして、また、第二波に備えて、価値観の違う多様な市民の関係性の構築に努めていただきたいと思います。
ゲストがオンラインでの収録の様子は、写真で見ると「21世紀」って感じしますね。(壁に掛かってる写真がしゃべるような感じね)