ICT活用による議会改革の研修
沖縄県市議会議長会主催の 市議会議員・職員研修会でしたよ。
東海大学政治経済学部政治学科教授 小林隆 先生を講師にお招きして 「ICT活用による議会改革」 というテーマでご講演いただきました。
すごくおおまかな内容としては
人を動かす3つの要素 1、強制力 2、報酬 3、正当(正統)性 があり、それを学ぶのが政治学 つまり政治学とは 人を動かすための学問である。 という話から、始まり
情報社会の進展により 人々のコミュニケーションが変化 していること (これまでは経験に基づく行動を 補完するための情報化だったものが 若年世代にとっては溢れる情報を 参照して考えることが前提で動く時代)
そしてこれから先は人口が減り 歳入が減っていく「縮減社会」 を進んでいかなければならないこと (行政はこれまでどおり手厚い福祉を 進められなくなるなかで、地域貢献や 福祉の分野を民間と協働で行わなければ たちゆかない)
という前提のもと、議会ももっと情報を 市民に発信して、ビッグデータのような 共有できる情報を駆使して市民の希望に 叶う議会(今より正統性の高い働きができる議会) を目指していきませんか?という ような内容でした。
大事な事として 気付いていないことは参照しようがないので 気付きを与える意図しない情報との出会いを 増やすことが大切であるということ。 議会に興味ないひとにどうやって情報を 伝えるか。まちづくりに参画してもらう必要性を どうやって伝えるのか。そういうことも 考えていかなければいけません。
那覇市議会でも取り組まなければいけない ことは多くありますが、同時に私個人で やるべきことがたくさんありますので、 取り組んでいきたいと思います。 懇親会もありました。次年度は名護市。