4月臨時会会期中
明日は総括質疑。私も質問する予定ですが 今回は審議に臨む中で明らかにされてきたことが多すぎて、 十分に議論が煮詰まっていないと感じています。
工期内で工事が完了できなかったことが原因で 今回の補正予算となっているわけですが、
その事業を請け負った業者と行政の説明に 食い違う点もあるなど、このまま承認してしまうと 今回の工事の責任が全て業者にあったことになって しまいます。
そもそも24年度の事業として始まった今事業。 25年度に繰り越してようやく動き出し、彫刻がある程度 進行してから、組立ての工事を発注しているわけですが 彫刻から現場に届けるまでの業者は遅れても繰り越しで 対応できて、組立ての業者は遅れられない状況で 努力はしたけれども、期限を迎え契約解除とペナルティ。
最初の工事のしわ寄せもあると考えると、組立ての業者に 事業の責任を全て背負わせるのは酷です。
当初、この議案については、一般財源からの持ち出しが 争点と見られておりましたが、ふたを開けてみるとその手前。 公共工事の在り方について、しっかり議論しなければいけない 議案となっております。
このまま30日の総括質疑、5月1日の採決というスケジュールで 十分な議論が尽くせるのか。 いろんな可能性を探りながら、議論を尽くして判断できるようにしなければなりません。