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高江に行きました。

先日の「標的の村」上映会に続き、 那覇市議の超党派で沖縄の課題に対して フラットな視点でもう一度考えてみるために、 「まず、見てみよう」ということで 今後もいろんなことができればと語り合っております。

カフェ山甌でおいしいカレーとパンとピザを食べて、 貴重な自然に癒されつつ、グルグルと考える。

そのあと高江に住む森岡さんに案内していただきながら、いろんなお話を聞きました。 雨が降ってしまいましたが、県内でも貴重な深い森の姿は素晴らしいです。

案内の中では、とにかく森の話が多かったことが印象的でした。 18年程前に、環境に魅かれて引越してきたこと。 森との暮らしやその希少性、動植物の息遣いが感じられるような 興味深い話をたくさんしていただきました。

また、ヘリパットの建設予定地の近くのゲートで座り込みをして、違法な工事が 行われないよう監視しているテントで安次嶺さんからお話を聴かせていただきました。

お二人の説明を聴く事で、生活者としての視点から高江について 考えるきっかけをいただきました。 ご案内していただきありがとうございました。

今回の視察で感じたことは 「やんばるの森」という文字や音ではない 実際の「やんばるの森」にまず触れてみる。 そこから現状の課題と、問題となっている点について話をする。

そのそもそもの部分。高江を見ること、知ること、がまだ足りないと思いました。 より多くの人に高江が「発見」されなければ、問題として認識されません。 ぼんやりとした「基地問題」があるのではなく、 それぞれの場所で、それぞれの問題が起きています。

映画「標的の村」にも出てきたSLAPP裁判の事や 防衛施設局との対話の難しさ。 なぜヘリパットが新たに作られることになるのか。 同じ北部訓練場の既存の使用していないヘリパットを使わずに 新設する必要があるのか。

関わろうとしなければ、わからないことが多いのですが 知らないままでもいいという態度は、とても危険だと思います。 知らせたくても声が届かない。問題に巻き込まれて初めて 「無関心」の壁の存在を実感し、壁の前に立ち尽くしてしまうのです。 問題の現場が違えば、明日は我が身なのだとういうことです。

行って何が変わるわけでもない

と思わずに、まず行ってみてほしいと思います。

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