次年度からの新企画。飛び出せ編集委員会(編集室?)名前がまだ確定して ないのですが、もっと市民に身近な議会だよりにしていくための企画です。
議会基本条例を制定して、議会改革がぐんと進んだわけですが、 議会だよりもそのままでは不十分です。もっと読みたくなるような 親しみが出るような紙面にして、議会の報告に触れていただく市民を もっと増やしたいということで何かしようと、編集委員で考えておりました。
いろいろ話をする中で、ぜひ市民の顔が見えるような企画をしたい、と提案して 議論をしながら準備をして、その第一回が今日でした。
首里中学校に編集委員が出向き、そこで中学生に議会と議会だよりについて 説明をし、そのあと議員も一緒にグループに分かれて議会だよりを読んでみて 気になる記事を探してもらいました。
議会だよりは全戸配布なので、市内全ての家庭に届いているのですが、 読んだことがある生徒さんはごくまれですから、そもそも議会って何だという ところからお話させていただきました。 議会だよりに何が書いてあるのか、ざっと説明しましたが、短い時間でうまく 伝えるのは難しいですね。 あっという間の一時間でしたが、いろんな気づきをもらえた機会になりました。
中学生の目線から議会の議論を見たときに、新聞で見る基地問題など以外にも 教育にかかわること(少人数学級や放課後学童など)をはじめとした身近なこと もたくさん議論をしていると伝えられたのはよかったなと思います。
中学生と話をしていて考えたこととして、紙面の大きさを、会派の人数や議員 それぞれ平等に配分していることで議会での質問を横並びに見ることができる のは議会だよりならではだと思いました。
今回の首里中学校を皮切りに、毎号市内の中学校を訪ねる予定です。 これを機に議会だよりについて話をしてみる家庭が増えるといいなと思います。
手探りの新企画にも関わらず、快くご協力してくださいました首里中学校の 皆様、ありがとうございました!
議会改革の中で、議会だよりも市民に必要とされる紙面へと変えていく 必要があります。 議会の報告をする、というだけではなく、伝わる、読みやすい議会だよりに するために今後も頑張っていきます。
今回の様子は次回の議会だよりで掲載されますので、次回の発行(4月末)を お楽しみに!