那覇市文化財課における不適正な事務処理についての調査
今日は先日報道がありました、文化財課における不適正な事務処理
について調査するために厚生経済常任委員会が開かれました。
この件については来週臨時会も予定しておりますが 文化財課が厚生経済の所管であるため、調査をすることになりました。
この件は、本来であれば期日までに印刷製本を終えて納品され なければならない14件の「調査報告書」ができていないにも関わらず、 納品されたとして印刷業者へ料金が支払われていたという問題です。 また、納品された現物を確認しないまま検収が行われており、不適正な 処理がありました。 間に合わないのであれば、予算の次年度繰り越しなどの方法もありましたが、 それも行われないまま数年が経過している調査報告書もありました。
調査報告書は専門員一人が担当し、それぞれいくつかの調査を掛け持ち しながらの報告書執筆だったとのことで、チェック体制の強化と業務の 適正化も求められるところです。
なお、今回未納となっている調査報告書については 5月末までに刊行予定とのことです。 今後15日に議会運営委員会が開かれ、臨時会の日程(案) が協議され、さらなる審議がされる予定となっています。