那覇市市政施行93周年
それに合わせて庁舎の一階ロビーで歴史博物館にて展示される 琉球王朝時代の冠の複製を含む資料4点がお披露目されました。 いわゆる一括交付金を活用しての事業です。
屏風二点は県外に収蔵されているため沖縄では見られない 沖縄の屏風絵を複製したものでかなりの大きさで見ごたえあります。 琉球国王の即位儀礼である冊封や国内儀礼の際に着用された 玉冠(たまのおかんむり)という冠で、本物とほぼ同じ素材でつくった レプリカと、実際にかぶったりできるように強度を高めた材料で復元 したものの2つを製作したとのこと。
戴冠の体験の様子 このほかに、昭和初期の街並み大門前通りをジオラマで再現した 資料もありました。これが面白いんです。
とても細かいところまで作ってあります。 もっと近づくとこんな感じ。
今日から7月2日まで那覇市歴史博物館(パレット久茂地4階)で見られます! その後もいろんな企画の中で見られることでしょう。
午後はパレット市民劇場で記念式典がありました。 市長の講演の中では、協働によるまちづくりと 沖縄の文化のチカラについて話されていました。
どこにでもある街ではく 誇りを持てる那覇に。 そのために守らなければならないもの。
昭和遺産の話は出ておりませんでしたが 全て失う前に残さなければいけない風景があります。 街はレプリカじゃダメなんです。