時節柄この写真ですが内容とは 関係ありません。前回に続き議会の話などです。
まずは今定例会では陳情審査として 今回新たに「那覇市議会としての ラジオ番組を持ち、定期的なラジオ 放送を行うことについて」 を審議しました。
個人としてラジオ放送をしている 議員は私を含め複数名おりますが (中村圭介対話の時間はFM那覇で木曜22時放送中) 議会として番組を持ち、議会について 身近に感じられるような機会を作る べきではないか、という陳情でした。
ごもっともですよ。ラジオ離れと言われた 時期もありましたが、データをアーカイブ できるネットとの相性が良いので、関心の ある方にも、あとで関心を持った方にも 届けられるメディアであり、また肉声なので テキストよりも温かみが伝わり、テレビよりも 密室で話をしているような「近さ」があります。 ジャンルを問わず、情報発信とコミュニ ケーションのツールとして見直されています。
さて、そんなラジオを議会も活用しない わけにはいかないかと思いきや、なかなか 大きな壁としてですね、 「誰が、どんな内容でしゃべるのか」 がありました。
協議は議事録に残らない 休憩中の発言が多いのですが、 その中で議会報告会ですら 「議会全体として発言できること」 に限界がある現状で、ラジオを やったところで面白くなるのか? という意見がありました。
一同沈黙。
本件は継続審査となりました。 議会の改革が進み、より身近な 議会になるように、まずは 議会報告会はじめ、議会として 市民とコミュニケーションを図る 方法について見直していかな ければなりません。 議会の構成にもよるかと思いま すが、市民と気軽に意見が交 わせるような議会になれば その時にラジオをしよう!という 機運が高まってくるのかもしれません。 残念ではありますが、現状では 難しいという結論となりました。
また、今議会では意見書・抗議決議 も採択されております。 「米海兵隊普天間基地所属のCH53E 大型輸送ヘリコプターからの窓落下 事故に関する意見書」と同抗議決議
「東村高江の民間地における米軍ヘリ コプター不時着・炎上事故と相次ぐ 米軍機事故に関する意見書」と同抗議決議
「在沖海兵隊員による飲酒運転死亡 事故に関する意見書」と同抗議決議
「北朝鮮による日本人拉致問題の 早急な解決を求める意見書」 が全会一致により採択されました。
そして、11月にあった議会報告会 を受けての広報参画部会での 取りまとめもありました。 部会長という立場で、調整に奔走しました。 委員会審査に付して、その結果を 受けて、また部会で確認して、 議会改革推進会議に報告。 そして本日、市長に対して 議会報告会の中でも特に重要と 思われる市民意見を議会として 申し伝えました。 今回の議会報告会でも様々なご意見を 賜りましたが、その中から 「指定管理者制度の在り方について 検証してほしい」 「学校のトイレを計画的に洋式化してほしい」 「新文化芸術発信拠点施設について 中心商店街や地域の皆様と意見交換してほしい」 (要旨のみ抜粋)の3点を伝えました。 これを市役所で議論していただき 後日回答をいただくことになっています。
盛りだくさんな12月定例会、なんだか あっという間でしたが残りわずかとなった 本年も引き続きがんばります! 明日はラジオの収録よ。
そして来る2018年は時間の使い方を 工夫して、子育てと仕事と頑張ります。