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視察4日目 岡山市 地域協働学校について

朝から岡山市に移動しました。

今日は岡山市地域協働学校について勉強しました。

この事業は中学校区をひとつの単位として、地域、中学校、小学校、 幼稚園保育園で情報を共有できるネットワーク組織を作り、一体となった子育てをしていこう、という事業です。

3歳から15歳までの取り組みですから「地域のこどもを地域で育てる」 というのを、掛け声だけでなく、実際に頑張れる仕組みをつくったわけです。

学力向上のため、というよりは関係性の構築のための制度です。

地域の中に自分のことを知っている人がいて、必要とされる時もある。

いつも顔を合わせる人と、話す機会がある。

そういう小さなつながりが、大きく外れそうになる心を繋ぎ止める ことにつながるということなのでしょう。

地域協働学校の活動事例として、あいさつ運動を紹介していただきました。

学校や自治会、企業などそれぞれバラバラにやっているあいさつ運動を 地域協働学校の運営協議会で話し合うなかで、全参加主体に 「年3回、3日間だけ挨拶をする」としようと呼びかけ、 地域を巻き込む形でイベントのように年に3日、一斉のあいさつ運動が展開できたそうです。

挨拶運動が定着してくると、それを燃えるゴミの日(週2回)にごみを捨てる時に あったら挨拶しましょう、という風にして、自然に挨拶ができる地域づくりを 行っている、ということでした。

今回の視察では、やはり地域の中から関われる人をどれだけ増やせるか が鍵であるということ、また取り組みには長い時間を要するのでじっくり 作り上げていくべきだと感じました。

明日は滋賀県。初の滋賀県です。寒くないといいなぁ。

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