視察4日目は静岡県焼津市 「ドローンを導入した防災について」 教えていただきました。
2年前からドローンを導入して いらっしゃるそうで、きっかけは 土砂崩落が起きた際に、どこまで 土砂がきているのかを確認でき なかった経験から、当時の市長 が導入を決めたとのことでした。
2年の中で、すでに導入していた 機動指揮車に機材を搭載し、 常時出動可能な体制を構築
機器を増強しながら、15名体制の 防災航空隊(BLUE SEAGULLS) が発足し、現在は庁内の他部署 の職員も訓練を積み10人の操縦 者となっているそうです。 ドローンは4機所有。
災害状況を迅速に把握し、適切な 対策の検討を行えることに加え、 情報を住民に提供することで 危機意識が高まり、具体的な備え や避難行動につながるとのことでした。 (河川の水位や火事の画像を見て、 避難の判断にもしてもらえるとのこと)
緊急時の活用はもちろんですが、 平時には、ドローンを活用した4kの 高精細な動画や画像の撮影にも 使われたりするそうです。 (道路工事の住民説明用の写真 広報ポスターなど)
確かに空撮が手軽にできると なると、全市的にいろんな活用が できそうですよね。
那覇市でも、平成31年度から 運用開始される防災についての 新システムの中に、ドローンの 導入が入っています。 目的としては主に映像撮影用 とのことで、荷物を運んだりといった ことは想定していないとのことでした。 高層階での火災の際に、現場の様子 を確認したりするのに活用する予定 とのことでした。 今日の質疑を通して、事故や災害 現場周辺の交通渋滞の様子などを いち早く察知して、最適なルート 案内をするなどの活用は、那覇でも 必要になるのではないかと思いました。
日進月歩、機能が向上していく ドローンですから、リースによって 機器の更新ができるようにして いくのがいいと思いました。
明日は最終日。 神奈川県秦野市へ伺います。