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総務常任委員会視察2日目 京都市

委員会視察2日目は京都市消防局にて 「救急隊体制の効率的な取り組み」 について教えていただきました。 また、消防局の管制センターで 京都市の防災システムについても教えていただきましたよ。

市域の7割が山で 300ほどの河川に加え 住宅密集地が点在する という特徴の京都市。

観光客も多く、狭い路地が 多く、渋滞も発生。 しかし、救急車の現場到着 時間が平均6分19秒(H28年) という驚異的な数字。 全国平均8分36秒 H27年 那覇市は平均9分50秒 H28年

平常時は31隊の救急隊で 対応しているとのことでした。

現場に駆けつけるための 取り組みとしては、適切な 配置計画に加え、出動の 様子を常に把握して、市内で 手薄になりそうなところへは あらかじめ待機させておく 「配置転換」を行うことで 急な要請にも十分に応えられる ようにしているとのことでした。

救急救命士の資格を持った 職員を育成し(ほとんどの職員 が資格取得)うまくローテーション を組んで、救急の出動要請に 応えるために常時1人以上の 救急救命士がいる状態を 作っているとのこと。 「とにかく地道なことの積み重ねです」 とおっしゃっていたのが印象的でした。 単純に増隊するだけでは不十分で あるということでした。

防災の面では、 消防団と連携した防災体制 が伝統的に築かれていて 地域を自分たちで守る意識が 育まれているというお話しは さすが京都だなと感じました。

地域のお祭りなどでも 消防団が地域から見えるような 役割があることで、重要性を 共有してきたことで、全国的に 消防団が少なくなるなかでも なんとか維持できているのだと おっしゃっていました。

明日は福井県鯖江市へ。

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