いたようで今回の台風の猛威を思い知らされましたね。
今日は朝から地域の見回りをして空港へ。 セントレアできしめん。 今日から広報参画部会の視察です。
初日は三重県四日市市。 議会改革ランキング全国1位の市の 議会報告会を見学させていただきました。
その前に市役所でレクチャーを受けて基礎的な情報を勉強します。 議会報告会の実施方法はやはり自治体によって 違いが大きく、四日市市では「市民の要望を聞くだけの会にはしない」 ということでテーマを絞って、各常任委員会毎に議会報告会を開催して おりました。議会の報告をして、そのあとは市民と対話をするということを 徹底していると感じるお話でした。 これまでの経緯では、会場の選定などで紆余曲折しながらも、 改革を止めずに進んできたという気概を感じさせるお話でした。
那覇市は議会報告会のために「班」を編成しており、班を中心に意見を 頂戴して、その中から大事なものを市議会の意見として市長部局へ要請 するものですが、四日市市は委員会で開催して委員会で持ち帰り、委員会の 議論に活かす、というとてもシンプルな意見の反映のさせ方をしておりました。 重要なものについては議会で議論するための政策形成サイクルに載せていく というふうになっており、組織の役割分担が明確にできているなという印象を 受けました。
さて、実際の議会報告会はというと、これも素晴らしかったです。 テーマ型の強みなのか、参加される市民の皆様も、ご自分の見解を 述べて、議員と対話するんです。答えを出す場所ではないことを最初で明言して 意見を聞かせてください、というところから、1~2つのテーマについて どんどん深堀していきます。市民への呼びかけの仕方と、会場の雰囲気(文化?)の 作り方がとても洗練されているなと感じました。 課題としては、参加者の減少と、参加者の固定化があげられるという ことでしたので、そこは那覇市議会もいずれぶつかる問題だと認識する 必要があると思いますので、知恵を絞って地域にあった広報と魅力的な 議会報告会を模索する必要があると感じました。
若年者への参加の呼びかけとして、大学で議会報告会を実施したことも あるという話があり、それは面白そうだなと思いました。
柔軟な発想で、今の仕組みを絶対視せずにより必要とされる議会報告会を 目指していきたいものです。
明日は亀岡市へ行きます。議会報告会が開催されるわけではないので 説明を聞くだけになりますが、那覇の議会報告会の課題などぶつけてみたいと思います。