9月26日は汀良町の十五夜獅子舞でした。 十五夜が終わってからはそれまで 後回しにしていたものがいろいろやってきて 今日にいたる。
今年の十五夜は昼の「まちまーい」から 小雨が降ったり止んだりのはっきりしない天候 のなかで進められました。
1町目と2丁目を過ぎて後半は なかなか雨がやまないなか強行して完遂。 こんな雨に打たれたまちまーいは初めてでした(-_-;)
自治ふれあい館に戻って十五夜祭り開始を待つ。
雨があがって月も出た。
ただ、舞台が濡れている。
雑巾で拭いてみたけど、足袋で飛び跳ねると やっぱり滑る。
「まいったなぁ・・・。」
私の演舞は今年も「尾喰い(じゅーくーい)」 という演目で、獅子が自分の尾を追いかけてくるくる 回るようなしぐさをする演技が見せ場の演目です。 蹴り足の踏ん張りが利かないと回れないのですよ。 そんなことを心配しながら祭りが始まりました。 最初の演目は私の兄と弟が担当する「大廻り(おおまわり)」
その最中、弟が足を滑らせて大怪我をするアクシデント。 パニックで何も考えられないなかでもなんとか してしまうところが十五夜に向かう青年会の 姿なのかもしれません。
舞台袖で氷を当てて腫れた膝を押さえながら 落ち込む弟。
さて、自分が滑ったらリカバリーできるのか。 尾喰いでもおそらく滑る。 その時はその時だが、失敗は許されない。
私と一緒に演舞をする高校生には 回るスピードよりも形を意識して なるべくしっかり蹴るようにしようと確認。
祭りも後半に差し掛かり、私の出番。
十五夜の舞台は頭が真っ白になって 気がつけば終わる年もあるし、逆に 意識だけが異様に冴えて身体の重さを 感じながらも一つ一つの動きに集中して 演舞をする年もある。
始まるまでは「滑らないように気をつけよう」 と思っていたけれど舞台に上がったら 「滑ってもなんとかなるから頑張ろう」と根拠なく思っていた。
途中2度ほど滑って焦った瞬間はあったけれども 気を取り直してやりとおした。
練習以上のことは何もできないけれど 悪いなりにはなんとかしのいだかなという出来でした。
雨の影響でアクシデントもあり 来年以降の課題も多く見つかった十五夜 でありましたが、また来年。
足元の悪い中ご来場いただきました皆さま ありがとうございました。