守礼にて
懇親の場に参加させていただいきました。
3年ほど前から同窓会の評議員として関わるようになり 会報誌の編集員になったりカメラ係りとして総会をウロウロしたり。
その中で多くの先輩から首里高の想い出と共に首里の話を 聞く機会が多いのですが、この話がとても興味深いんです。
私が生まれる前の街並み。私達の世代が懐かしいと思う建物が できる前の話などを教えていただくと、歴史の中に自分達もいて 何を継いでいくのか、ということを考えますよね。
思い出のきっかけになる何か。地名であったり、交差点であったり。 そのものが残っていなくても語れるものが残っているとまだいいのですが
景色がまるっと変わってしまうと、情景を重ねることが難しく、 なかなかピンときません。
今だけではなく、後世に「つながってきた」という感覚が残せるように することは愛着のある街をつくるうえでとても大事なことだと思います。
どう在るべきか。その基準に、後世に何を繋げるのか?という視点を 持つことを大事にしたいですね。