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大分県2日目。臼杵市

今日は臼杵市のなずな店に赤峰さんを訪ねて、 循環農法についてお話を聞かせていただき、その後 臼杵土づくりセンター、吉四六さん村グリーンツーリズム研究会 を見学、そして上映会へ参加しました。濃密。

なずな店ではちょうど梅干しを作っているところでしたよ。 なずなの会の田んぼ。緑が濃く、元気な様子。 なすを育てている畑も見せていただき、初めて生のなすを食べて美味しいと思いました。

これはどういう理屈なのかわかりませんが、とにかく美味しいので 「なんかすごいことになってるぞ!」という興奮。

なずなに戻って、そこでいただいたのはスイカ。 このスイカ、畑の準備が整うまで栽培間隔を空けるために 8年に一回しか作らないそうです。それも自根栽培ということで 種を取って増やすためのとても貴重なスイカ。 まだ少し早いということでしたが食べてビックリ。 美味しいスイカはこれまでも食べたことはありますが、皮まで食べられる。 いつものスイカは赤いところを食べて、フチは固くて青くて食べられないじゃないですか。 このスイカはフチまでシャリシャリ食べられるんです。すごい。瓜だね。 文字にして伝わらないどころか、言葉にするとそれに捉われてしまって 話を聞いた人が納得するのは難しい話だと思うんです。

赤峰さんが「土」から見直した野菜。「なるべく自然に近い状態で」という 無農薬やオーガニックという括りで聴いたことあるような話でも 食べて納得どころか驚愕です。

お食事もいただきました。玄米と味噌汁が美味しくて笑ってしまいましたよ。 これはきっと文字で表せるものではなく「食べる」という 共通の体験が必要な出来事だと思います。

そのあとは臼杵市の土づくりセンターへ。 半年近くに及ぶ工程を経て 間伐の際に出た草木が豚糞と混ぜられ、育てられ 夢堆肥になります。 この堆肥を使って、3~4年かけて土壌が変わりはじめるそうです。 これを市が推進してるんですから、気合の入りようがすごいですよね。 おかげで無農薬の農家が増え、「ほんまもん」の野菜という考えかたが広がっていったそう。

そのあとはグリーンツーリズムの受け入れをされている ご家庭にお邪魔してお話を聞かせていただきました。 「自分たちが大事にしたいものがわかっている状況」というのは強いなと 思いました。数に一喜一憂しないで楽しみながらできる状況を基本とする姿勢は 本当に大事なものが認識できていなければできるものではないですよね。

さて、そのあとは上映会があったのですが、すでに記事が 長くなってしまったので分けて書きますね。

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大分県2日目。100年ごはん上映会