国際通りのバス待機場所の問題
中でも、国際通りのバス待機場所がないという話が印象的でした。
バスは毎日多くの観光のお客様を乗せて国際通りに来るわけですが、 自由散策時間にお客様を降ろしたあとに、待機する場所、乗せる場所がない とのこと。
県庁前や牧志駅で乗り降りしている様子がみられますが、それだけでは 間に合ってないというのは確かにそうだと思いました。
修学旅行なんか10台とかバス出ますからね。それが同じ飛行機の時間 に向けて動いてるんですから、それだけの人数の乗降にはスペースが 足りない。
また、お客様を降ろしたあとのバスがどこで待機しているかと言うと 実は那覇空港まで行っているのだそうです。 渋滞で時間が読めない状況でも、早く迎えにくるとバスが停められず 燃料や時間のコストがかかりすぎるとのこと。
観光のインフラを整えるにあたり、行政がどこまでを目指すのかという ことですよね。
入域規制をかけてバスを減らして観光客を増やさない方向に向かうのか それともバスが待機できる場所を整備して観光客が増えても大丈夫なまちに するのか。何を目指すのか。
個人的には単純に蔡温橋の辺りで1レーンバス用の待機場所ができれば 解消できるのではと思いますが、実際にどのくらいのスペースが必要で、 それをどの程度整備するのか、いくらの予算がかかるのか・・・等 「必要か?」という議論の前提として しっかり考えることと検証しなければいけないことがたくさんあります。
その会話の中では新都心でもいいというお話も出てましたので、コストと 利便性のバランスの話になるんでしょうね。
モノレール延長やLRT導入だけでなく、バスの現状を諦めることなく改善を 続けることも、これからの沖縄、那覇を考える上で大事な事なのです。