そう”飛騨高山”の高山市です。 まちの縁側創出事業 (商店街空き店舗活用)について お伺いしました。
市役所の入口には大きな ”さるぼぼ”があります。 まちのいろんなところで見られます。
中心市街地活性化基本計画 のお話しから、空き店舗活用の お話しまでご説明いただき現地へ 「まちの縁側」というとおり 空き店舗となっていたところを 休憩場所として開放しています 無人の場所で、同じ棟の隣の お店の方が管理をしているそう で事業費は家賃を含めて年間 76万円ほどとのことです。
陣屋や昔ながらの街並み、 朝市などで人気の高山の 中心市街地、その商店街ですが 大学がないことや高齢化などで 観光を支える人々の暮らし を支えてきた観光以外の商売 は厳しい状況にあるそうで ・まちなか居住の促進 ・暮らしを支える商業の振興 ・交流人口の増加 が課題となっているそうです。
この”縁側”は商売ではないので おもてなしなど観光環境の充実 のための施策というようなものに なると思いますが、とにかく建物 の佇まいがいいです。
空き店舗活用への助成金や アンテナショップや地域のコミュ ニティ施設の代替となる施設など は別の事業でありまして、縁側も そのうちの一つということでしたが 縁側いいですね。 かんかこかん
よって館(社協が運営しており3ヶ所あるそうです)
今後第二、第三の縁側は必要ない と思いますが、この建物の中で ごろんと休憩できるのは旧家に お邪魔する体験そのものですから まちに欠けている機能を補いながら 歴史ある街並みをふらっと入って 使用できる場所が一カ所あるのは 面白いと思いました。 この建物ならではの活用方法 だと思います。
株式会社まちづくり飛騨高山 というまちづくり会社を作って 活動を開始していて、今後も 様々なことを仕掛けていきたい とおっしゃっておりましたので 今後の取り組みも頑張って いただきたいですね。 そして明日はいよいよ最終日 石川県金沢市にて 近江町市場の再開発の取り 組みについて学ばせていただきます。