会派視察九州3日目その2
佐賀市にある佐賀県男女共同参画センターアバンセ内にある 佐賀県DV総合対策センターの取組みについて教えていただきました。
具体的にはDV被害者のワンストップ支援を目指して DV総合対策センターと連携を密にする窓口を病院内に置いた 「性暴力救援センター・さが さがmirai」という事業について 教えていただきました。
この事業の詳細はこちらのリンクから。
事業の背景には性暴力被害者に必要と考えられる ・急性期に対応できる ・中期・長期の支援もできる ・元の生活に戻れる ・警察への被害申告がなくても、誰でも支援を受けられる ・心理的な支援を長期で受けられる ・これらの支援を無料で一か所で受けられる について対応するべく、関係機関による専門部会が立ち上げられ 事業化されたそうです。
被害にあわれた方が 県立男女共同参画センター、または佐賀県医療センター好生館 に相談をし、医療的な処置が必要な場合は好生館で受け入れる。 そしてその後の精神的支援、総合的支援につなげていく仕組みであり、 臨床心理士会や弁護士会、社会福祉士会や各種相談機関などと 連携して支援をすることが特徴とのこと。
沖縄県では 沖縄県性暴力被害者ワンストップ支援センター が今年2月に開設されております。 DVのように身内からの性暴力の場合、声をあげられない ことの方が多いとのことでしたので被害者の実情に合わせ た仕組みを探り今後も支援の拡充が求められます。