今回は公明・社民・無所属の会の合同で7人で視察に来ております。 到着したら福岡は雨でした。雨のち晴れ。 福岡県春日市にあるクローバープラザの6階に 事務所がある母子寡婦福祉連合会さんを訪ねました。
連合会の活動の中でも、学習支援ボランティアは 特に注目されている事業なのだそうです。
那覇市は生活困窮者自立支援法に基づいて 生活保護受給世帯のこどもに対して学習支援を 行っておりますが、福岡県はひとり親家庭を対象に 学習支援を行っているわけです。
県内14箇所で、学生や教員OB、社会人など(計210人)が 小中学生(計264人)に対して授業を行うというものです。 事業費は900万円程度で、27年度はもう少し増額されたそうです。
この事業委託を受けているのが連合会ということです。
ボランティアの人員を増やしたいという課題はあるものの、 利用者の満足度は高く、今後も提携できる場所を増やして 県内の拠点を増やしていきたいとのことでした。
前回のチェロデサロンの記事とちょっとリンクするところ もあり、那覇での子どもの居場所づくりにも応用可能なのでは と感じました。
今日の意見交換の中で、沖縄では母子父子家庭への 医療費の現金支給が行われていないことが当たり前では ないということがわかりました。
那覇では子ども医療費の自動償還払いを開始したばかりで 母子父子家庭への現金給付については道のりは険しそうですが 今後の課題として、沖縄でも実施できないか議論を深めていきたいですね。 視察を受け入れてくださいました福岡県母子寡婦福祉連合会の みなさま、ありがとうございました。
そのあとは佐賀県に移動です。 明日は佐賀県武雄市で図書館の視察と教育改革について視察をします。 武雄市のTSUTAYAが運営する図書館は有名ですが、このあと3日目に 予定している伊万里市の協働によってつられる図書館と比較しながら 勉強することで理解を深めて那覇の図書館行政についても考えていきます。