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「ありがとう久茂地小」に行きました

3月30日に、久茂地小学校で行われた「ありがとう久茂地小」に行ってきました。

一昨年の12月。 久茂地小と前島小を統廃合し、新たな学校をつくるための条例が 議会の賛成多数で可決されました。(当時のブログ記事はコチラ) その後は議会の議案として「統廃合に向けた」議案はなく、 「統廃合後」の環境をどう整えるのか、という議案が続き 統廃合について地域に十分な理解が得られないまま (必要な話し合いができてないのですから)久茂地小学校と 前島小学校が廃校になりました。

昨年の選挙を経て、市議になって議会でこの課題について 結果的に取り上げることができなかったのが今の私の限界であり (この記事の最後の方やこの記事で触れています。) 議会手続きを経て決定したことを議会で覆すことの難しさを痛感しました。 折に触れて声を掛けていただいた皆様に、直接お役に立てず申し訳ございませんでした。

そうした経過の中で、「市民としての動き」に加わることもできず 市当局へ「協働によるまちづくりの拡充を急ぐように」と繰り返すのみでした。

そうして迎えた3月30日。 「ありがとう久茂地小」が開催されるということで その光景を胸に刻むためにお邪魔させていただきました。

この事業の名前が「ありがとう久茂地小」になったことに 心苦しい中にも救われた気がしたのが本音です。

久茂地小学校の校庭に笑顔で集まった歴代の久茂地っ子 その様子を見て、自分がどんな顔をしていたのかはわかりませんが、 賑やかな感謝の集いになったことは素晴らしいと思いました。

どのように廃校の日を迎えるのか。 葛藤があり、議論が紛糾したことは想像に難くありません。 それを今回のように、盛大に、しっかりと向き合って「ありがとう」 を作り上げた地域の皆様の地域への想いの強さに胸を打たれました。

今後も、那覇の少子化が進み中心市街地の地価が高い (若い夫婦が住むには家賃が高い)状況が続けば、小学校の統廃合と 再び向き合わなければならない時が来るでしょう。 その時を、どう迎えるのか。那覇市の協働の姿勢を全ての機関に 徹底させなければいけません。

日付は変わってしまいましたが、4月4日那覇小学校の校庭に 紅白幕がたなびく様子をゆいレールから眺めながら、行政改革 議会改革への思いを強くいたしました。

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