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平成28年度6月定例会抗議決議

質問内容

  1. 金城徹議長の独善的で非民主的な議会運営のあり方を糾弾する抗議決議(案)

ただいま議題となっております金城徹議長の独善的で非民主的な議会運営のあり方を糾弾する抗議決議について、私は賛成の立場から討論を行います。

先ほどの反対討論の中で、議会だより編集委員会を休止させたことが挙げられておりましたが、その内情を少し説明したいと思います。

編集委員会は各会派から代表者を出して、そのメンバーで編集作業に当たります。

議会で起きていることを伝えるためにも、読みたくなる議会だよりをつくっていかなければならないという議論から、編集委員が各中学校へお邪魔して議会だよりを読みながら意見交換をする「飛び出せ編集委員会」といった新企画、また議会用語解説を盛り込むなど、足並みをそろえながら少しずつ変革をさせてきました。

議会だよりには、議員の質問に合わせた写真を掲載するスペースがあります。

そこに政党や国会議員など別の政治家の宣伝となるような写真はやめるべきではないかという意見が編集委員会の中で提示され、自粛すべきであろうという結論を委員会の意見として議長に申し伝えました。

しかし、これはそもそもルールがないことですので、お願いするしかありません。

対象となった3人の方に相談した結果、全員が差しかえするならかえてもよいということで差しかえの準備を進めました。

しかし、そのうちのお一人に対して議長が、写真は差しかえなくもよいという判断をしたという報告があり、その時点で全員の差しかえはできなくなりました。

編集委員会は議長の諮問機関的な委員会ではあるとはいえ、もう少し編集委員会の意見に耳を傾けてもよいのではないでしょうか。

各会派が代表者を出して議論しているわけです。

その後、各派代表者会議で議会だよりの写真の件が取りざたされ、編集委員会の存続についての議論に拡大したようで、各会派の意見が一致しないため結論は出させないので持ち帰りになりました。

2月定例会が終わり、編集委員会再開の連絡がないために議長に確認したところ、代表者会議で結論が出なかったので再開するわけにはいかないと、これは編集委員会が何を直せばいいかということではなくて、この状況でこれ以上進めることはできないとして、休止をすると決めたということでありました。

編集委員会で話し合うこともなく、各派代表者会議で話をまとめることもなく休止です。

その後に開かれた各派代表者会議でその他の議題の中で休止の決定について問いただす議論がなされて初めて、議長は休止であって、議論をすることはとめないとおっしゃったわけです。

一例として挙がっていたので述べましたが、そのような調整の矢面に立つべき場面で問題を先送りにしてしまうことで、この1年半、議会改革は停滞、または後退してしまったのではないでしょうか。

そのような中での不信任案でしたので、私も賛成いたしました。

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