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まちづくり

まちづくりの概念はとても広く、道路やまちなみの整備などにとどまらず、地域の課題にみんなで取り組む雰囲気づくり、ご近所づきあいなどの「人の輪」づくりなども含まれます。つまり「地域を暮らしやすくするための様々な活動」のことを総称して「まちづくり」といいます。

協働によるまちづくり

協働とは、簡単に言うと市民、企業、行政など多様な個人や集団が協力して働く、それぞれの得意分野で力を発揮して一緒に課題の解決にあたることです。同じものを共有する「共同墓地」などの共同や、共に力を合わせて物事を行う「協同組合」などの協同とは違います。

まちづくりコーディネーター

まちづくりコーディネーターは、地域のまちづくりの課題を解決するための活動をする人材です。名称は様々ですが、全国では自治体や市民活動支援センターなどが有償ボランティアスタッフとして採用している場合もあります。那覇市では「校区まちづくり協議会」などで中心的な役割を担う無償のボランティアスタッフに対して、まちづくりコーディネーター的な役割を期待するものです。自主的に活動するものなので正式な委嘱がある役職ではありませんが、専門的な技能が求められる場面もあるため、校区まちづくり協議会が地域の自治組織としてうまく機能するためには、研修を充実させたり、有償での採用も検討するべきではないかと考えます。

なは市民協働大学と大学院について

那覇市が主催する市民講座で、誰でも受講することができます。約一年かけて10回程度の講座を開講します。大学の目的は受講生が「まちづくりの担い手になる」技能を身に付けることです。そのためにグループワーク形式での座学や、体験型講座などを実施します。なは市民協働大学院は、なは市民協働大学の上級編として位置づけられている市民講座です。受講生が地域に戻って、まちづくりコーディネーターのような活躍ができるようになることが目的とされています。

校区まちづくり協議会

おおむね小学校区を範囲とした地域組織です。従来の自治会の枠を超えて、NPOやPTCA、企業など、多様な人々が運営する、住民自治の新しい形です。平成27年に与儀小をはじめ4校区で発足し、平成28年までに市内6校区で協議会が設立されています。自治会の枠を超え広いエリアで協働できるので、規模の大きな取り組みができます。また企業なども加わることで、専門性を活かした取り組みも期待されます。

なは市民協働大学院

なは市民協働大学院は、なは市民協働大学の上級編として位置づけられている市民講座です。受講生が地域に戻って、まちづくりコーディネーターのような活躍ができるようになることが目的とされています。

那覇市の広報について

広報「なは市民の友」は、毎月市内の全世帯、約15万世帯に配布されている8ページの広報誌です。内容は市の予算や施策をはじめ、市民へのインタビューやイベント情報など多岐にわたります。スマートフォンアプリ「マチイロ」と連携し、スマートフォンでも「なは市民の友」が閲覧可能になっています。また、2014年から公式フェイスブックページと、LINEを運用開始し、市政のイベントや災害情報などを発信しています。(twitterは秘書広報課職員による非公式アカウントとなっています)

ホームページの課題

現在の那覇市のホームページは、各課で更新ができる仕組みを採用しており、迅速な更新が可能となっています。しかし、見やすいレイアウトになっていなかったり、更新するページと上位のページをつなぐ出入口のリンクなどがないページも散見されるなど、各課のホームページ担当者によって作り方がバラバラになっています。そのような更新を繰り返すことにより、必要なページにたどり着くのが難しくなり、市政の情報に市民が容易にアクセスできないことが問題と考えています。この問題を解決するには、将来的な抜本的なホームページのリニューアルを検討しながら、現状を少しでも使いやすくするために担当者で遵守できるルールを作り改善していくことが必要です。

市民との意見交換について

行政の事業を推進する際に、地域の人々に対して説明会が開催されることがあります。説明会では、決まったことについて説明報告をするだけなので、その場で市民から出た意見が事業に反映されることはほとんどない、という問題があります。そこで、事業の内容が決まる前の段階から、市民と意見交換を積極的に開催すべきであるという提言をしてきました。公共施設の建設計画や再整備計画などの事業では、市民の意見を丁寧にくみ取り反映することにコストがかかると考えられがちです。そのような事業では、建築の算段がつき、内容が固まってからの意見交換しか行われないというのが現状です。しかし、市民に求められる成果を出すためには、もっと早い段階からの意見交換が必要なのです。

サロンについて

サロンとは、フランスの貴族が邸宅等で行った社交界のことを指しますが、中村圭介は、サロンのように楽しみながら気軽に政治の話ができる場をめざし、サロンと称して市民との意見交換会を開催しております。カフェなどをお借りして2013年4月から月に1回程度、2016年末までに通算63回(クラゲサロン30回、チェロデサロン22回、ねこのはなし9回、カラアゲサロン1回、G-salon1回)サロンを開催してきました。サロンでは議会で何をしているのかをお話ししたり、様々なテーマを設けてゲストをお招きしてお話しを聞いたりしています。参加者も一緒に那覇の課題について話し合える気軽さを大事にしながら今後も開催していきます。

議会報告会について

議会報告会とは、議会(議員)が、市民に対して、公民館や学校などで議会活動について報告する集会です。具体的には、議員40人を本庁地区、首里地区、小禄地区、真和志地区の4グループに分け、同じ内容の報告をしています。那覇市民なら誰でも参加できる集まりで、概ね各地区20~30人程度が参加しています。そこでは、議会が何をしているのか、定例会の報告や委員会毎の報告と、市民との意見交換が行われています。これにより、市民が議会のことを理解する機会をつくり、また、議会が市民の質問や提言など聞き、議会活動に活かすことができます。意見交換で出た意見は、委員会に振り分けて議論され、市長に要望すべきもの、委員会で調査するものなどに分類され、それぞれで解決が図られます。(実行された要望例、市役所の駐車場の低価格化、活き活き人材育成支援施設についての意見交換会実施など)

議会だより編集委員会

那覇市の広報誌として「なは市民の友」があるように、那覇市議会には「なは市議会だより」があります。議会だより編集委員会は、なは市議会だよりについて議員みずから編集に携わることで、なは市議会だよりのさらなる広報力強化に努める委員会です。各会派(現在9会派)から1名が参加し、互選により委員長と副委員長(各1名)を選出しています。ここでは、なは市議会だよりの記事の選定や配置、企画の提案などをしています。

広報参画部会

議会改革推進会議(各会派代表+部会長)の下には議会改革部会、政策検討部会、広報参画部会があります。定数は各10人で互選により部会長と部会長補佐(各1名)を選出します。広報参画部会は議会報告会の企画とりまとめの他、議会の広報に関することを所管しています。

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中村圭介のしゃべる日記、今日から開始。